オンライン商談の営業プレゼンに必須!|13のポイントを解説

コロナ禍で勤務形態は大きく変わりました。多くの企業でテレワークが主流になり、Zoomなどを用いたオンラインでの会議やプレゼンテーションを行う機会も増えたのではないでしょうか。オンラインのプレゼンテーションを成功させるには、オンラインならではのコツがあります。コツを押さえれば、より魅力的なオンラインプレゼンテーションを行うことが可能です。

そこで今回は、オンラインプレゼンテーションの13のコツをご紹介します。コツを押さえて、オンラインプレゼンテーションの上達を目指しましょう。

目次

1 1スライドに1メッセージ

プレゼンテーションには、スライドが欠かせません。オンラインに限らず、プレゼンテーションのスライド作成時に気をつけたいのが、1スライドに入れるメッセージは1つに抑えることです。ひとつのスライドに多くのメッセージを詰め込みすぎると、スライドの内容もその説明もわかりにくくなってしまいます。
1スライドには、要点がわかる明確なメッセージを1つ入れ、必要に応じて説明文やグラフなどを用い、メッセージへの理解が深まるよう工夫しましょう。

2 プレゼン資料に動きをつける

プレゼン資料となるスライドには、動きをつけることで、伝えたいことを強調するだけでなく、相手の興味を引いたり印象付けたりすることもできます。
オンラインでのプレゼンテーションは単調になりやすく、こちらが説明している間にスライドを読み切ってしまった相手が、飽きてしまうことも珍しくありません。アニメーションや装飾を効果的に使い、相手の集中力を切らさないようなスライドを作成することが大切です。

3 話の構成を簡潔にわかりやすくする

プレゼンテーションでは、簡潔にわかりやすく話を構成する必要があります。直接会って行うプレゼンテーションほど円滑なコミュニケーションが取れないオンラインプレゼンテーションにおいては、特に話の構成は簡潔でなくてはいけません。

魅力的なプレゼンテーションの話の構成には、PREP法というフレームワークがよく用いられます。

・Point(結論)
・Reason(理由)
・Example(実例・具体例)
・Point(結論)

最初に結論を述べ、理由や具体例を提示し、その後再度結論を述べるというこのフレームワークは、聞き手に内容を理解してもらいやすく、また興味を持った状態で話を聞いてもらえるのが特徴です。
オンラインプレゼンテーションに限らず、ビジネスにおける多くの場面で、PREP法を意識したトークは活用できるでしょう。

4 質問を交えてトークする

一方的なプレゼンテーションは、相手の興味を引きません。特にオンラインプレゼンテーションではその傾向が顕著で、いくら画面越しに一生懸命説明していても、相手が集中して聞いていないことがあります。
相手の集中を高めたり印象に残したりするため、プレゼンテーションは、相手と会話のキャッチボールをしながら進めることが大切です。プレゼンテーションの合間に「こういった商品をご利用になったことはありますか?」「質問はありませんか?」などと質問を交え、相手とコミュニケーションを取りながらのオンラインプレゼンテーションを心がけましょう。

5 資料を送ることを伝える

資料を相手に送付する場合、その旨をはじめにきちんと相手に伝えるようにしてください。
資料が手に入ることがわかれば、相手はメモ作業に気を取られず、集中してプレゼンの内容を聞くことができます。

6 カメラ目線を心がける

カメラ目線を常に意識するということは、オンラインプレゼンテーションならではのポイントです。
手元の資料や画面上の相手の顔を見ながらプレゼンを行うと、相手には下を向いているように見えてしまいます。それでは、プレゼンの説得力は確保できません。
オンラインプレゼンテーションでの視線はカメラに向け、相手の画面からの見え方を意識するようにしてください。「自分に向かって話しかけている」と相手が感じることで、プレゼンテーションへの反応は変わります。

7 身振りや表情の変化を大きくする

提案資料の完成度で他社と差がつく

オンラインプレゼンテーションには、直接対面してのプレゼンテーションに比べコミュニケーションが取りにくく、お互いの表情の変化が読み取りにくいというデメリットがあります。
このデメリットをカバーするため、オンラインプレゼンテーションでは身振りや表情の変化を意識的に大きくし、聞き手を引き込むよう工夫しましょう。

8 場面によってトークテンポを調整する

オンラインプレゼンテーションのトークテンポは、場面によって調整するようにしてください。
特にお互いマイクオンで相手と会話をしながら進めるプレゼンテーションの場合には、ゆっくりめのテンポで話を進めると良いでしょう。相手の理解度を確認しながら、早口になることなく、説明を行うようにしてください。
相手がマイクオフで一方的に説明を行う場合には、トークテンポはやや早めでも構いません。ただし、早口すぎて内容が聞き取りにくくならないよう気をつけましょう。

9 気が散る要素を排除する

対面でのプレゼンテーションに比べ、お互いの気が散りやすいのもオンラインプレゼンテーションで気をつけたいポイントです。特に自宅からプレゼンテーションを行う場合には、家族の声や近所の生活音など気が散る要素は多いでしょう。
集中してプレゼンテーションに臨むには、気が散る要素をできるだけ排除する必要があります。会社の会議室や専用のビジネススペースを利用するなど、気が散る要素のないできるだけクリーンな環境を整えるようにしてください。

10 機材環境を整える

オンラインプレゼンテーションを行う前には、機材環境を整えておくようにしてください。
具体的には、「不要なアプリを閉じる」「カメラの角度を調整する」「マイクの音質を確認しておく」などです。不要なアプリを開きすぎていると映像や音声が乱れやすく、カメラの角度が合っていないと相手の画面に顔が映りません。パソコン内臓のマイクを使用する場合には、タイピングの音が入りやすい点にも気をつけてください。

11 通信環境を整える

オンラインのプレゼンテーションを快適に進めるには、通信環境が重要です。通信環境が悪いと、映像が固まったり音声が途切れたりしてスムーズにプレゼンが進みません。説明の内容はわかりにくくなり、聞き手にもストレスを与えてしまいます。
通信速度を確認し、十分でない場合には回線の見直しも視野に入れましょう。

12 最後に行動を促す

オンラインプレゼンテーションの最後には、相手に行動を促すような言葉をかけるようにしてください。例えば、「こちらまでご連絡ください」「訪問させていただくのでスケジュールをご提示ください」などです。自分が期待する具体的な行動を相手に促すことで、相手はその行動に移りやすくなります。

13 録画して見直す

オンラインプレゼンテーション後には、録画しておいたプレゼンの様子を見直しましょう。録画と見直しが簡単にできるのは、オンラインプレゼンテーションのメリットです。
見直したプレゼンから良い点や改善点を見出し、次のプレゼンに生かしていくことで、オンラインプレゼンテーションをブラッシュアップすることができます。

まとめ

オンラインプレゼンテーションのコツをご紹介しました。
一見些細なことに思えるコツでも、意識してプレゼンを進めることで、その質は大きく変わります。これらのコツは、オンラインプレゼンテーションにはもちろん、通常のプレゼンテーションにも取り入れると良いでしょう。

また、プレゼン前後の顧客管理は、セールスイネーブルメントツールを活用して行うのがおすすめです。セールスイネーブルメントツールでは、あらゆる営業情報を総合的に管理・分析し、最適なタイミングでの顧客アプローチを可能にします。最適なタイミングで行うことで、オンラインプレゼンテーションの成功率も上がるでしょう。
セールスイネーブルメントツールは、コロナ禍での営業活動を大きくサポートします。

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