オンライン商談ツールとは?導入のメリット・選定のポイント|オンライン商談ツールを徹底比較

新型コロナウイルスの感染拡大やオンラインツールの発展によって、オンラインで商談を開始するように指示を受けた方も多いと思います。しかし、オンライン商談を初めて行う場合には、何を用意すれば良いのか分からずに困ってしまうこともあるでしょう。

この記事では、オンライン商談に必要なツールの基本的な知識やオススメのツールなどを紹介します。これからオンライン商談を始めようと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。

目次

オンライン商談とは

オンライン商談とは、対面ではなくオンラインのコミュニケーションツールを使って顧客と商談をする営業手法のことです。遠方の顧客や多忙でなかなか時間の取れない顧客との商談に利用しやすく、また、顧客と直接対面しないため、感染症予防の対策としても有効な営業手法でしょう。

顧客を訪問するための移動時間を削減できるため、営業活動の効率化にも役立ちます。

オンライン商談ツールの主な機能

オンライン商談を行うためには、オンライン商談ツールが必要です。

オンライン商談ツールには、ツールによって様々な機能が搭載されていますが、ここでは主要な機能を紹介しましょう。

1 商談相手との画面共有機能

オンライン商談ツールの機能には、自分のパソコンの画面を相手のパソコンに表示させることが可能な画面共有機能が用意されています。

用意しておいた資料を相手に閲覧してもらいながら商談を進めれば、相手により内容を理解してもらいやすくなるでしょう。

2 画面録画・音声の自動テキスト化機能

オンライン商談の内容を見返したいと考えた時には、画面録画や音声の自動テキスト化機能が利用出来ます。

相手とのやり取りを記録することは、商談の記録以外に今後の商談の進め方を検討する際にも役立ちます。

3 トークスプリクトの表示

経験の浅い営業担当であっても、トークスプリクトがあることによってスムーズに商談を進めることができます。

オンライン商談ツールには自社の画面側だけにトークスプリクトを表示させることが可能なため、新人の営業担当も蓄積されたノウハウから作られたトークスプリクトを参考にしながら商談が進められるのです。

オンライン商談ツールとWeb会議ツールの違い

実際にはオンライン商談ツールがなくても、Web会議ツールを利用すればオンライン商談は可能です。Web会議ツールは限られた機能ではありますが無料で使用出来るため、Web会議ツールの方が使い勝手が良いと感じている方もいるでしょう。

しかし、オンライン商談ツールでは先ほど紹介したような商談時に使える便利な機能が豊富に搭載されており、非常にハイレベルの画質・音質での商談が可能になります。

社内でのオンライン会議のみに使用するのであれば、Web会議ツールを使うという手段もありますが、顧客と商談をするために適しているツールはオンライン商談ツールであると言えるでしょう。

オンライン商談ツールの導入メリット

オンライン商談ツールを導入することによって、企業が得られるメリットをご紹介します。メリットを十分に理解した上で導入を検討しましょう。

メリット1 営業に必要なコストを削減しながら営業効率を高められる

訪問での商談を行うためには、移動費・人件費などの費用が必要になります。訪問先が遠方で訪問する人数が増える場合には、その費用がより高額になるでしょう。

移動時間がかかることも考えると、訪問での商談はオンライン商談に比べて非効率であると言えます。オンライン商談をすることで、営業活動自体の効率を高められるのです。

メリット2 組織全体での営業力を強化出来る

オンライン商談ツールを使った営業活動であれば、画面録画の機能により、商談の内容を記録することが可能です。営業活動や商談の内容は属人化しやすく共有することが難しいものですが、画面録画の機能があれば共有することが可能です。

商談の成功例や失敗例を他の営業担当と共有できれば、営業担当全体の商談のスキルアップにつながるでしょう。

また、記録した商談内容は、経験の浅い営業担当の教育にも活用出来るでしょう。

オンライン商談ツールの選定ポイント

ここからは、オンライン商談ツールを選ぶために、知っておくべきポイントを紹介しましょう。

用意されている機能以外に下記のような点を確認してください。

ポイント1 ツールの料金

オンライン商談ツールは有料のものが多いため、導入にあたってはその費用の確認が欠かせません。

同じツールであっても、利用するアカウント数や商談の件数などによって価格が異なるので、自社の用途をよく考えておきましょう。

ポイント2 セキュリティ面

オンライン商談ツールのセキュリティが不足しており、商談内容が外部に漏れてしまうようなことがあると、自社はもちろん顧客の情報まで流出してしまう恐れがあります。そのため、オンライン商談ツールには万全のセキュリティが求められるのです。

データを保管するサーバー環境の管理体制、通信を暗号化するSSLの利用、セキュリティマネジメントのISO認証の取得があるかなどを確認すると良いでしょう。

オススメのオンライン商談ツールを比較

ここからは、操作性や機能面で優れたオススメのオンライン商談ツールを紹介します。

これからオンライン商談ツールを導入しようと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。

B-Room

B-Roomは、高品質な画像と音声でオンライン商談が可能なツールです。
そのため、まるで目の前に相手がいるような臨場感があり、今までのテレビ会議システムのイメージとは全く違ったオンライン会議が行えます。

また、最大4拠点での同時接続が可能なので、別の場所にいる自社の専門職や上席に同席してもらうことも出来るでしょう。音声の自動テキスト化機能も搭載されていることから、商談中にメモを取る必要もありません。

オンライン商談のために用意したURLを顧客に送り、顧客がそのURLをクリックし、ワンタイムパスワードを入力しただけで商談が始められるため、顧客に与える手間も最小限になります。

【料金プラン(月額)】
・1ルーム 35,000円
・3ルーム 69,000円
・20ルーム以上 400,000円〜
・100ルーム以上 特別価格
※初期費用0円

https://www.broom-online.jp/

Zoom

Zoomは、どのデバイスからもオンライン商談に参加が可能だという特徴があります。暗号化、役割別の操作権限設定、パスワード保護などによってセキュリティに優れたオンライン商談を確保します。また、最大1,000人参加の会議を設定可能で、最大49人のビデオ画面を表示しながら高画質・高音質を保ちます。

Outlook・Gmail・iCalとの連携が可能なので、カレンダーに入力した商談のスケジュールから直接ミーティングに参加出来るでしょう。

レコーディングと自動文字起こし機能も搭載されており、それらのデータはクラウドに保存され、キーワード検索も行えます。

【料金プラン(月額/1ライセンス)】
・基本 0円
・プロ 2,000円
・ビジネス 2,700円
・企業 要問い合わせ
※初期費用0円

https://explore.zoom.us/ja/products/meetings/

まとめ

オンライン商談ツールの基本的な知識と、オススメのツールを紹介いたしました。オンライン商談は、営業組織全体の強化にも役立てることができます。ツールを上手く活用して、スムーズに商談ができるようになるといいでしょう。

また、営業に役立つツールは商談ツールだけではありません。商談以外の営業プロセスにも目を向け、ツールを活用した最適化や効率化ができないか検討してみるといいでしょう。

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